特集２　激変前夜！　慢性期病院の近未来像〜もはや長期療養だけではない　進む慢性期内での機能分化
日経ヘルスケア　第279号　2013.1.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第279号（2013.1.1）
ページ数	6ページ　（全6613字）
形式	PDFファイル形式　（874kb）
雑誌掲載位置	44〜49ページ目

　今以上に重要性が増し、高い医療機能と、在宅を含む地域包括ケアシステムを力強く支える役割が求められる──。団塊世代の高齢化で７５歳以上の人口が激増する２０２５年に向けた慢性期病院の将来像を、端的に予測するとこうなる。都市部を中心に入院医療が必要な患者の急拡大が予想されるからだ。　慢性期病院には、増え続ける高齢患者の入院医療を限られた病床で対応する上で、主に三つの機能が求められる。一つは、急性期病院…