特集２　大学医局の医師引き揚げで病院に深刻な打撃〜これが医師引き揚げの実態だ！　病院側は手術、外来など診療体制を縮小
日経ヘルスケア　第163号　2003.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第163号（2003.5.1）
ページ数	4ページ　（全6493字）
形式	PDFファイル形式　（60kb）
雑誌掲載位置	40〜43ページ目

　「手術件数を大幅に減らさざるを得なかった」「救急搬送の件数を減らした」−−。引き揚げにより病院が被った影響は様々だ。代わりの医師を派遣してもらおうと他の大学医局に依頼しても、十分な補充は難しい。空いた穴を未だ埋めきれず、苦戦している病院は少なくない。　西日本にあるＡ病院は、２００床規模の急性期病院。ある大学の整形外科医局が、同病院に派遣していた常勤医１人を引き揚げたのは今年３月のことだ。Ａ病院は…