特集１　介護ビジネス前線異状あり〜パート２　「価格破壊」進む老人ホーム市場　訪問介護会社が相次ぎ有老ホーム進出　主流は改装型から新築型へ移行
日経ヘルスケア　第149号　2002.3.1

　介護保険施行後、低価格が売り物の有料老人ホームが急成長している。その担い手は民間事業者だ。訪問介護からの参入も相次ぎ、「価格破壊」は今や特養をも脅かす水準に。最近では法制度のすき間を突いた有老ホーム類似施設も増え、その勢いは衰えを知らない。　企業の社員寮を改装したタイプの有料老人ホームなどを首都圏２２カ所で運営する（株）ライフコミューン（東京都港区）は、今年４月から入居一時金を現行の５００万円か…