トピックス〜健保法改正による負担増に伴い　老人患者に受診抑制の動き
日経ヘルスケア　第138号　2001.4.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第138号（2001.4.1）
ページ数	4ページ　（全6043字）
形式	PDFファイル形式　（94kb）
雑誌掲載位置	58〜61ページ目

　今年１月の健康保険法改正で老人一部負担金が引き上げられた結果、患者数が減少した病医院が少なくない。通院を中断したり、受診頻度を減らすなど、患者の受診抑制が生じているからだ。もっとも、その減少幅は小さいことなどから、経営への全般的な影響度は、前回の９７年９月の健保法改正時よりは軽微なものにとどまりそうだ。　「今年は、昨年の冬とは異なり、インフルエンザや風邪があまり流行しなかった。この違いを差し引い…