ダイアリー　１月２６日〜東京・大阪地裁に医療過誤扱う専門部　最高裁にも鑑定人選びの委員会設置
日経ヘルスケア　第136号　2001.2.1

　東京・大阪両地裁は１月２６日、専門性が高く審理に時間がかかることの多い医療過誤と建築紛争に関する訴訟について、審理を専門に行うための「集中部」を４月に新設することを明らかにした。一方、最高裁でも、こうした訴訟の審理を迅速化させるために、鑑定人を選ぶための委員会を設置し、日本医学会などとの協力体制づくりに乗り出す。最高裁によれば、９９年の１年間に起こされた医療過誤訴訟は全国で６３８件に上り、９０年…