厚生省の施策はこう読め〜政局を揺すぶり、揺さぶられる介護保険　虎の尾を踏んでしまったのはだれか
日経ヘルスケア　第122号　1999.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第122号（1999.12.1）
ページ数	1ページ　（全1256字）
形式	PDFファイル形式　（29kb）
雑誌掲載位置	118ページ目

　昭和５９年（１９８４年）の健康保険法改正の際、時の二階堂自民党副総裁が、訪問先のハワイで「健保法改正案の成立は中曽根総裁再選の条件」と発言して、健保法改正案の処理が一挙に政局がらみの重大事案になったことがあった。関係者の間では“二階堂ハワイ発言事件”と称されている。　当時は、いかに健保法とはいえ、たかが厚生省の一法案が政局の行方を左右することになるなど思いもよらず、事の成り行きをぼう然と見守って…