Ｈｏｔ　Ｎｅｗｓ〜ギ酸作る人工光合成で７．２％　豊田中研、３０年の実用化目指す
日経エレクトロニクス　第1228号　2021.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経エレクトロニクス　第1228号（2021.6.1）
ページ数	2ページ　（全2341字）
形式	PDFファイル形式　（1167kb）
雑誌掲載位置	18〜19ページ目

　豊田中央研究所は２０２１年４月２１日、太陽光と二酸化炭素（ＣＯ２）、および水（Ｈ２Ｏ）からギ酸†の塩を合成する人工光合成技術で、太陽光からギ酸へのエネルギー変換効率７．２％を実現したと発表した。この成果は学術雑誌「Ｊｏｕｌｅ」にも掲載された１）。　豊田中央研究所は１０年以上前からＣＯ２の再資源化技術として、人工光合成技術の研究を続けてきたとする。当初の発表は２０１１年で、当時の変換効率は０．０４…