Ｂｒｅａｋｔｈｒｏｕｇｈ　打ち出の小槌になる生成ＡＩ〜既にルールベースの符号超え　人の“心象”基準で超高効率に
日経エレクトロニクス　第1205号　2019.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経エレクトロニクス　第1205号（2019.7.1）
ページ数	5ページ　（全5221字）
形式	PDFファイル形式　（1876kb）
雑誌掲載位置	55〜59ページ目

第３部：通信応用編生成ＡＩは通信や放送でも利用価値が高い。これまでのルールベースの符号化技術や画像欠損の修復に対して、深層学習を利用した技術は、はるかに高い圧縮率や修復能力を発揮するからだ。ただし、送信元のデータが受信側に正確に届いたかどうかの指標は大きな見直しを迫られる。　生成ＡＩの基となっているオートエンコーダーの仕組みを見ると、通信の仕組みとほぼ同じであることが分かる（図１）。つまり符号化器…