特集　薬局の災害対策〜実践編４　日ごろの服薬指導
日経ドラッグインフォメーション　第185号　2013.3.1

この記事の情報
掲載誌	日経ドラッグインフォメーション　第185号（2013.3.1）
ページ数	2ページ　（全2352字）
形式	PDFファイル形式　（1953kb）
雑誌掲載位置	24〜25ページ目

災害時には、生活環境が変わる可能性がある。患者には災害時の対応を、普段から指導しておきたい。患者数の多い糖尿病と循環器疾患を例に紹介する。　東日本大震災では、津波で薬が流されてしまい、服薬継続が困難となるケースが多く見られた。お薬手帳があり服用薬が確認できれば、薬局での薬の交付が可能となったが、普段の服用薬が分からずに苦慮するケースも少なくなかった。また、避難先で疾患の管理が十分にできなかったり、…