医師が語る　処方箋の裏側〜気管支喘息の学童に　モンテルカストを１週間
日経ドラッグインフォメーション　第179号　2012.9.1

気管支喘息の治療は、長期管理が基本。小児でもそれは同じだ。６〜１５歳の学童なら、年に数回軽い発作を起こす「間欠型」より重症の場合（治療ステップ２以降）は、吸入ステロイドを中心とする長期管理が診療ガイドラインで推奨されている。　だが、気管支喘息の子やその保護者に聞いてみると、吸入ステロイドを続けるのは、医師が思っている以上に難しいようだ。秋風が吹いてきた頃、久しぶりに発作が出たといって受診した上田ま…