OTCゼミナール〜症状・部位に適した剤形を選ぶ ステロイドと局所麻酔成分を軸に腫れや痛みを抑制 痔疾用剤 講師●泉澤 惠(日本大学薬学部薬事管理学専任講師)
日経ドラッグインフォメーション 第116号 2007.6.1
掲載誌 | 日経ドラッグインフォメーション 第116号(2007.6.1) |
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ページ数 | 6ページ (全3776字) |
形式 | PDFファイル形式 (680kb) |
雑誌掲載位置 | 70〜75ページ目 |
OTCの痔疾用剤は痔核(いぼ痔)や裂肛(切れ痔)に伴う腫れや痛み、出血などの急性症状を抑えることを目的とした製剤である。ステロイドをはじめとする抗炎症成分、局所麻酔成分、血管収縮成分、収れん成分、殺菌成分などが製造承認基準に準じて配合されている(73ページ表1)。また剤形として、坐剤、軟膏、注入軟膏、液剤、内用剤が使用目的に応じて用意されている。チェックすべきポイント 痔疾用剤の販売においては、…
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