特集　妊婦の不安にこう応える〜　「生理ですか？　そういえば　　５日ほど遅れていますが…」
日経ドラッグインフォメーション　第76号　2004.2.1

　「薬局薬剤師のみなさんには、医師はもちろん、患者自身も妊娠に気付いておらず、危険な薬剤が処方されているケースを拾い上げてほしい」。若葉台クリニック（名古屋市名東区）の産婦人科医、鈴木正利氏はそう話す。　昨今では、多くの医師が、妊婦に対する投薬のリスクを認識している。妊婦とわかっていながら、期せずして危険な薬が処方されることは、少ないと考えてよいだろう。しかし、患者自身が妊娠に気付いていないケース…