特集　ロングセラー復活の軌跡〜竹島水族館
日経デザイン　第389号　2019.11.1

この記事の情報
掲載誌	日経デザイン　第389号（2019.11.1）
ページ数	3ページ　（全3219字）
形式	PDFファイル形式　（2872kb）
雑誌掲載位置	36〜38ページ目

　愛知県蒲郡市の「竹島水族館」は、ペンギンもイルカもいない小さな水族館。かつては、「古い」「狭い」「ショボい」で来場者は右肩下がり。赤字だけが増え続け廃館寸前だった水族館が、今や県内有数の人気スポットに変貌した。復活の原動力は若手館長の大改革だった。　竹島水族館は１９６２年に建てられており、古びた印象は否めない。水槽を見て回るだけなら１０分ほどしかかからない小さな水族館だ。当然、大型の水槽が必要な…