特集　３Ｄプリンターはデザインをどう変える？〜電動義手／慶応義塾大学　山中デザイン研究室　あらゆる意味で手軽。義手の常識を変える
日経デザイン　第315号　2013.9.1

この記事の情報
掲載誌	日経デザイン　第315号（2013.9.1）
ページ数	4ページ　（全2893字）
形式	PDFファイル形式　（2131kb）
雑誌掲載位置	26〜29ページ目

　３Ｄプリンターの普及は、研究機関が持つ先端技術とデザインとを結び付ける絶好のツールになる。そんなことを確信させるのが、写真の３指を使った電動義手の開発事例である。　奈良先端科学技術大学院大学、国立障害者リハビリテーションセンター、そして慶応義塾大学の山中デザイン研究室が共同で開発したプロトタイプ。この研究成果の義手について、デザイナーで慶応義塾大学環境情報学部の山中俊治・客員教授は「これは、３Ｄ…