ｂｏｏｋｅｎｄ　考える衣服〜幅広く衣服をとらえる
日経デザイン　第269号　2009.11.1

　震災時に何が必要なのかを考え、着る人を守り、複数をつなげてテントにもなる「プレファブコート」や、世田谷で綿を育て、紡ぎ、編む「セタガヤーンプロジェクト」など、衣服の文化を広範囲でとらえ活動する眞田岳彦氏のエッセー集。　繊維、糸、身体と衣服の関係、これまでの活動に関するフィールドノートなどを軸に「衣服とは何か？」を問い、その時々に得た答えを綴っている。　タイトルの「考える衣服」とは、コンセプチュア…