特集１　契約の落とし穴〜契約解除の要件
日経コンストラクション　第796号　2023.7.1

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掲載誌	日経コンストラクション　第796号（2023.7.1）
ページ数	1ページ　（全857字）
形式	PDFファイル形式　（2455kb）
雑誌掲載位置	49ページ目

賠償額でもめるケースも公共工事標準請負契約約款では、発注者の任意解除権を設定している。発注者の都合でいつでも契約を解除できる規定だ。発注者の落ち度が理由でも解除できるので、受注者からは「納得いかない」との声も上がる。　「発注者のために工事を完成させることが請負契約の目的なので、発注者が必要ないと判断したものを完成させるのは意味がない」。国土交通省建設業課の黒田洋介企画専門官は、契約約款の任意解除権…