特集２ 繰り返す設計ミス〜鉄筋短く水路の安全性欠く
日経コンストラクション 第791号 2023.2.1
| 掲載誌 | 日経コンストラクション 第791号（2023.2.1） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全1659字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （1353kb） |
| 雑誌掲載位置 | 76〜77ページ目 |
２０１６年の熊本地震で被災した水路の復旧工事で、現場打ちコンクリートの強度が不足した。原因は、鉄筋継ぎ手の重ね合わせ長さの重要性に対する認識の欠如だ。一目で分かるほどの単純なミスだが、施工者と発注者ともに気付かなかった。 会計検査院の調査官は、水路の復旧工事の施工写真を見てすぐに「鉄筋が短いのではないか」と気付いた。調べてみると案の定、鉄筋継ぎ手の重ね合わせ長さが足りなかった。 検査院が問題を指摘…
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