記者の眼〜「公共事業の使い残し」は的外れか
日経コンストラクション　第787号　2022.10.1

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掲載誌	日経コンストラクション　第787号（2022.10.1）
ページ数	1ページ　（全1102字）
形式	PDFファイル形式　（153kb）
雑誌掲載位置	114ページ目

　国の２０２３年度予算案における一般会計の概算要求額は、２年連続で１１０兆円を超え、予算膨張への懸念が強まっている。概算要求前には、国の公共事業関係費の「使い残し」を批判する声も高まった。２１年度決算で翌年度への繰越額が２年連続で４兆円を超える見通しとなったためだ。　斉藤鉄夫国土交通相は２２年８月２６日の会見で、「その認識は正しくない」と反論。繰越額が増えている要因は、２０年度と２１年度の補正予算…