ＮＥＷＳ　技術〜コストと工期が２０％減る仮設桟橋
日経コンストラクション　第757号　2021.4.12

　鹿島とヒロセ（東京都江東区）は、山間部で主に使う工事用仮設桟橋の急速施工法「トライピア工法」を共同開発した（図１）。桟橋の構築にかかる工期やコストをそれぞれ約２０％削減できる。　開発した工法では、橋脚の断面が正三角形になるよう３本の鋼管杭を配置し、継ぎ材で固定する。橋脚単独で橋軸方向と橋軸直角方向ともに高い剛性を持つ。そのため、橋脚同士を最大で１６ｍ離せる。　従来工法では橋脚１基当たり、４〜６本…