ＮＥＷＳ　技術〜シールド機内への漏水を２割減
日経コンストラクション　第649号　2016.10.10

　大林組はＪＸエネルギーと共同で、裏込め材と混ざっても固まりにくいシールド機のテールシール充填材「シールノックＣＲ」を開発した。トンネル掘進で高い止水性能を発揮し、作業の安全性と効率性を高める。従来の充填材と比べ、シールド機内への漏水量を２割低減できる。　シールド機の後端には、地下水などが浸入するのを防ぐテールシールと呼ぶ装置がある。テールブラシ内やブラシ間は充填材で満たす。　しかし、セグメントの…