設計名人〜限られた調査期間を自然観察の蓄積で補う
日経コンストラクション　第484号　2009.11.27

この記事の情報
掲載誌	日経コンストラクション　第484号（2009.11.27）
ページ数	3ページ　（全2305字）
形式	PDFファイル形式　（2029kb）
雑誌掲載位置	28〜30ページ目

渡辺　仁氏日本工営社会システム事業部環境部課長生物の一生にわたる変化を環境とのかかわりで考えることを生物学で「生活史」という。環境アセスメントなどを手掛ける日本工営の渡辺課長は、趣味の野鳥観察の場で得た生活史の知見を生かし、“点”でしか調査できない現場の時間軸を補う手法を駆使して業務に取り組んでいる。　「皇居での仕事なら、彼だろう」。職場の誰もがそう思った。日本工営が、宮内庁から７月に受注した皇居…