難局に挑む技術者たち　第５回〜新潟県中越地震編　　第５回
日経コンストラクション　第374号　2005.4.22

この記事の情報
掲載誌	日経コンストラクション　第374号（2005.4.22）
ページ数	2ページ　（全2247字）
形式	PDFファイル形式　（98kb）
雑誌掲載位置	96〜97ページ目

新潟県中越地震では，地震の直後から数多くの研究者が現地調査に当たった。土木学会の調査団長を務めた東京大学生産技術研究所の小長井一男教授もその一人。地震発生から２カ月間に１０回被災地を訪れ，トンネルや斜面の計測を繰り返した。将来の設計や防災対策に役立つ報告書づくりを目指している。「研究の世界だけで終わらせずわかりやすい形で社会に還元する」　「これは並の地震ではない。震源地周辺のほとんどすべての山で地…