特集　市民が求める技術者の条件〜市民に好かれる技術者像
日経コンストラクション　第320号　2003.1.24

　「なぜ造るのか」，「費用対効果はどの程度見込めるのか」−−。公共事業に対し，全国各地で市民が次々と疑問の声を上げ始めている。行政機関は，こうした市民の動きを見過ごすわけにはいかなくなってきた。　「ここ２〜３年で一気に情勢が変わった。増大し続ける民意が圧力となり，行政は説明責任を果たすために意識改革を進めざるを得なくなった。もはや市民との合意を図らなければ公共事業は進められない」。日本工営で建設コ…