プロジェクトだより　各地の現場から〜神流川発電所の斜坑が貫通
日経コンストラクション　第283号　2001.7.13

この記事の情報
掲載誌	日経コンストラクション　第283号（2001.7.13）
ページ数	2ページ　（全397字）
形式	PDFファイル形式　（50kb）
雑誌掲載位置	22〜23ページ目

　５月３０日，群馬県と長野県の県境に建設している東京電力の神流川かんながわ発電所で，水圧管路の貫通式が行なわれた。　水圧管路は４８度の急こう配の斜坑で，長さが９６０ｍ，掘削径が６．６ｍ。全断面型のＴＢＭ（トンネル・ボーリング・マシン）を使って下から上に向かって掘削した。断面の大きさは，斜坑としては国内で最大だ。　マシンは，本体と電気関係の設備を搭載した後続台車からなり，長さは５０ｍ，重量は６６０ｔ…