特集　公共工事の本当の値段〜極端な安値や高値が価格を不透明に
日経コンストラクション　第283号　2001.7.13

この記事の情報
掲載誌	日経コンストラクション　第283号（2001.7.13）
ページ数	4ページ　（全4686字）
形式	PDFファイル形式　（45kb）
雑誌掲載位置	38〜41ページ目

公共工事の値段がわかりにくくなっている。これまで，まずありえなかったダム工事で，安値受注が相次いだ。予定価格を大幅に下回る安値受注が増え，各地で横行している。予定価格を上回る金額の応札ばかりで落札者が決まらないケースも見られる。落札を認める下限価格である最低制限価格が，事実上の公共工事の「定価」になっている自治体さえある。果たして公共工事に適正といえる価格は存在するのだろうか。琴川ダムの低入札価格…