リポート　通信関連法改正の骨格固まる〜ＮＴＴグループは解体を回避　「独占」が前提の新規制に
日経コミュニケーション　第340号　2001.4.16

この記事の情報
掲載誌	日経コミュニケーション　第340号（2001.4.16）
ページ数	2ページ　（全2478字）
形式	PDFファイル形式　（56kb）
雑誌掲載位置	100〜101ページ目

ＮＴＴグループの解体を目指した総務省は，ＮＴＴ−自民党陣営の激しい抵抗を受け，通信関連の改正法案の修正を余儀なくされた。総務省は今後，ＮＴＴの独占を前提としながらも競争を加速させるという絶妙のかじ取りが求められる。一連の騒動で改めて浮き彫りになったのは，密室で決まるユーザー不在の通信政策の実態だ。「我々の主張が受け入れられた」−−。ＮＴＴ持ち株会社の宮津純一郎社長は４月４日の会見の席上，通信関連法…