書評〜製販一体型企業は解体の時期を迎えた
日経コミュニケーション　第288号　1999.2.15

この記事の情報
掲載誌	日経コミュニケーション　第288号（1999.2.15）
ページ数	1ページ　（全1387字）
形式	PDFファイル形式　（25kb）
雑誌掲載位置	187ページ目

　弱い部門は捨て，強い部門を育てる。自社に不足した部門は獲得する−−。これが，今後企業が生き残るための唯一の道である。　とはいえ，こうした組織改革を実組織で実施するには，膨大な時間やコストが必要。そこにインターネットの出番がある。インターネット上にバーチャルな会社や組織を作ることで，同じような効果が得られるからだ。　「インターネットが新しい企業の形態を形成する起爆剤になる」。本書の結論を一言で表す…