ＩＴが危ない〜深刻化するバス運転手不足　自動運転技術、実用化の道遠く
日経コンピュータ　第1111号　2024.1.11

この記事の情報
掲載誌	日経コンピュータ　第1111号（2024.1.11）
ページ数	2ページ　（全2524字）
形式	PDFファイル形式　（826kb）
雑誌掲載位置	8〜9ページ目

　社会インフラであるバス業界の運転手不足が深刻化している。業界団体の日本バス協会が２０２３年９月に発表した試算によると、２０３０年に約３万６０００人の運転手が足りなくなるという。人手不足解消の切り札として期待されるのが自動運転技術だ。ただ足元では実証実験中の事故が相次いでおり、実用化までの道のりは遠い。社会インフラの維持のためにも、実用化レベルに耐え得る技術の開発が急務である。後方からの車両と接触…