フォーカス〜ＡＩトップ学会で日本勢躍進の理由
日経コンピュータ　第1035号　2021.2.4

この記事の情報
掲載誌	日経コンピュータ　第1035号（2021.2.4）
ページ数	4ページ　（全4605字）
形式	PDFファイル形式　（1969kb）
雑誌掲載位置	66〜69ページ目

「後進国」ともいわれた日本のＡＩ（人工知能）の研究が変わりつつある。ＡＩ分野の有力な国際学会「ＮｅｕｒＩＰＳ」で採択率が１％の最高位に日本勢の論文が相次いで選ばれた。何が要因だったのか。研究者や日本のＡＩ研究の責任者の取材から明らかにする。市嶋　洋平（シリコンバレー支局）　２０２０年１２月にオンラインで開催されたＡＩ分野の有力な国際学会である「ＮｅｕｒＩＰＳ」。ここである異変が起こった。採択率が１…