動かないコンピュータ 警察庁〜犯罪捜査に使うシステムに不具合 容疑者絞り込みが遅れた可能性も
日経コンピュータ 第799号 2012.1.5
| 掲載誌 | 日経コンピュータ 第799号（2012.1.5） |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ （全3143字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （1233kb） |
| 雑誌掲載位置 | 106〜108ページ目 |
警察庁は２０１１年１０月２７日、全国の警察が犯罪捜査に使う「指掌紋自動識別システム」に不具合があったと発表した。５年前のシステム更新時のプログラム搭載ミスが原因だ。これにより、事件現場などに残された「遺留掌紋」から容疑者を絞り込む作業に遅れが生じた可能性がある。 不具合があった「指掌紋自動識別システム」は、犯人の特定に使うものであり、大きく二つの識別機能を備える。指の指紋の識別と、手のひらの「隆線…
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