細川泰秀の視点〜現場の生き甲斐を考慮「不作為の損失」を回避
日経コンピュータ　第691号　2007.11.12

この記事の情報
掲載誌	日経コンピュータ　第691号（2007.11.12）
ページ数	1ページ　（全1279字）
形式	PDFファイル形式　（208kb）
雑誌掲載位置	170ページ目

　上位管理者が会社に与える損失で最も大きいのは「不作為の損失」、つまり「なすべきときになすべきことをしなかった」場合である。後輩から、「あのときにああしておいてくれたら」と批判を受けるのは、もっとも避けたいことだ。　工場の生産管理システムを担当してきた私にある日突然、本社の情報システム部システム課長の辞令が舞い降りた。しかも、研究所やエンジニアリング部門の担当であった。この役職には従来、有名大学の…