ザ・プロジェクト　中部電力〜度重なる仕様変更を　ＰＭＯのかじ取りで乗り切る　１万人月かけ基幹系をオープン化
日経コンピュータ　第603号　2004.6.28

この記事の情報
掲載誌	日経コンピュータ　第603号（2004.6.28）
ページ数	7ページ　（全7899字）
形式	PDFファイル形式　（358kb）
雑誌掲載位置	148〜154ページ目

中部電力は４月１日、電力設備の工事業務や建設資材を管理する「工事・資材・経理総合システム」を本稼働させた。法改正や市場動向の変化などで、何度も仕様変更を余儀なくされ、稼働時期を１年も前倒すといった苦境を乗り越えた末の稼働である。ＰＭＯ（プロジェクトマネジメント・オフィス）を中心に、品質にこだわりながらも最終的に１万人月、１５００万行に及んだ大規模開発を成功させた。（文中敬称略）電力自由化の波は、こ…