ＳＥマネジャのためのネットワーク新常識　第５回〜ＬＡＮのボトルネック解消法　データが流れる速度のバランスをとる
日経コンピュータ　第562号　2002.12.2

前回まで、ネットワークのスループットと遅延時間に対する考え方を紹介してきた。だが、この考え方は通信回線を用いて全社の拠点間を結ぶようなケースに適用するものであり、ビル内のＬＡＮはこれとは異なる視点が必要になる。速度が比較的遅い通信回線に対して、ＬＡＮは高速なので渋滞が起こりにくく、トラフィックとのバランスや遅延時間を考慮する必要性が低いからだ。では、ＬＡＮを構築するときは何を考えるべきか。それが今…