編集ノート〜編集ノート
日経コンピュータ　第560号　2002.11.4

先日、インテル日本法人と日本ＩＢＭの幹部の方に会う機会を得ました。話題になったのが若手の優秀さです。しばらく好業績が続いた結果、両社には優秀な人材がどんどん集まっています。いずれの幹部も「間違いなく優秀」と評価する一方で、「でも、いい時しか見ていないからなぁ」と語ります。インテルは８０年代半ば、ＩＢＭは９０年代初めに危機に瀕しました。その頃の生き残り世代には、最悪の時期を知る“たくましさ”や“しぶ…