ニュースレポート〜「ｉアプリ」の業務利用を加速　富士通が“ケータイＪａｖａ”の制約を解消
日経コンピュータ　第525号　2001.7.2

　ＮＴＴドコモの「ｉアプリ」で，本格的な業務システムを構築する手段がようやく登場する。富士通が８月に出荷するミドルウエア製品を使うと，サーバー上のＪａｖａアプリケーションとｉアプリを連携させて，複雑な処理を実行できる。ｉアプリの容量制限を回避することが可能になる。　「本当はもっと複雑な処理を実行させたかったが，断念した」。三和銀行の若園和章ダイレクトバンキング部長代理は，こうつぶやく。今年１月，ｉ…