賢人の警鐘〜「日本経済の復活は、企業の賃金引き上げと、低賃金戦略の大転換から」 英エコノミスト誌 元編集長 ビル・エモット
日経ビジネス 第2069号 2020.12.7
掲載誌 | 日経ビジネス 第2069号(2020.12.7) |
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ページ数 | 1ページ (全1563字) |
形式 | PDFファイル形式 (521kb) |
雑誌掲載位置 | 110ページ目 |
米工業史で有名な逸話がある。自動車会社を経営するヘンリー・フォードが1914年、自社工場の従業員がフォードの車を買えるよう、賃金を当時の平均の倍に上げたエピソードだ。これはやや正確性に欠けるようだ。フォードは確かに賃金を上げたが、それは離職率を下げるためだった。ただし、このエピソードは核心をついている。国中の経営者が低賃金で人を雇用したら、自分たちの製品やサービスへの国内需要全体までが下がるとい…
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