賢人の警鐘〜「東芝、VWに共通項。株主偏重は『主権』の誤用で企業をゆがめる」城南信用金庫相談役 吉原 毅
日経ビジネス 第1815号 2015.11.9
掲載誌 | 日経ビジネス 第1815号(2015.11.9) |
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ページ数 | 1ページ (全1543字) |
形式 | PDFファイル形式 (480kb) |
雑誌掲載位置 | 170ページ目 |
東芝の不正会計に続いて、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排ガスデータを改ざんしていた問題で波紋が広がっている。2つの不祥事に共通するのは、株主を「偏重」する「株主資本主義」の弊害だ。そしてこうした弊害は企業の経営に「主権」という誤った政治思想を持ち込んだことからきている。 そもそも主権とは何か。歴史をひもとくと、中世ヨーロッパの王権神授説にたどり着く。絶対王政が全盛だった16世紀後半に仏…
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