気鋭の論点 経済主体の合理性●マネジメント〜不合理な行動の合理性 工藤 教孝[北海道大学大学院経済学研究科准教授]
日経ビジネス 第1570号 2010.12.13
掲載誌 | 日経ビジネス 第1570号(2010.12.13) |
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ページ数 | 1ページ (全1547字) |
形式 | PDFファイル形式 (330kb) |
雑誌掲載位置 | 82ページ目 |
経済学では「経済主体の合理性」を仮定し、それを分析の土台として様々な経済現象の理解を試みる。経済学における合理性は、「人間は苦労することが嫌いで、消費などから喜びを得る」といった幸福の基準を使い、人間は幸福追求のために意思決定していると考える。それを「効用最大化問題」という数学に変換して分析するのが、経済学における科学的態度である。 一方で、時に人々は非合理としか思えない行動に走る。特に、金融危…
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