気鋭の論点 バーゼル規制●マネジメント〜改革案は是か非か 渡部 和孝[慶応義塾大学商学部准教授]
日経ビジネス 第1567号 2010.11.22
掲載誌 | 日経ビジネス 第1567号(2010.11.22) |
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ページ数 | 1ページ (全1457字) |
形式 | PDFファイル形式 (278kb) |
雑誌掲載位置 | 84ページ目 |
9月12日に、自己資本比率規制を中心にしたバーゼル銀行規制の抜本改革案が公表された。バーゼル規制は1988年に成立し、日本では92年度末から施行され(バーゼルI)、2006年度末には銀行のリスク計測を精緻化する改革が実施された(バーゼルII)。今回の改革案(バーゼルIII)は、銀行の過剰なリスクが世界金融危機をもたらしたとの反省から、自己資本規制を厳格化する目的で検討されてきた。 従来、国際業務…
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