敗軍の将、兵を語る 人〜薦田 長久 氏[三共種畜牧場社長] 愛牛は国に命を奪われた
日経ビジネス 第1558号 2010.9.20
掲載誌 | 日経ビジネス 第1558号(2010.9.20) |
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ページ数 | 3ページ (全4488字) |
形式 | PDFファイル形式 (454kb) |
雑誌掲載位置 | 140〜142ページ目 |
宮崎県を春から襲った口蹄疫は、未曾有の被害を残した。感染拡大に業を煮やした政府は、合計29万頭の殺処分を断行。地元の農家は、処分ありきの国の姿勢や、農水相の外遊などに憤る。 毎朝5時には起床して牛の世話をする。牛一筋に生きてきた私にとって、それが何十年もの「日常」でした。しかし今は違います。私の牛舎に牛たちはもう一頭もおりません。400頭の牛をすべて処分 私は宮崎県高鍋町の畜産農家です。400頭を…
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