時流超流・トレンド 景気深読み〜隠れた副作用に目を向けよ 熊野 英生[第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト]
日経ビジネス 第1328号 2006.2.13
掲載誌 | 日経ビジネス 第1328号(2006.2.13) |
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ページ数 | 1ページ (全1545字) |
形式 | PDFファイル形式 (85kb) |
雑誌掲載位置 | 20ページ目 |
世のエコノミストが景気に対して強気で「オール与党化」してくると、かえって副作用を論じなくても大丈夫かという気になる。その副作用の代表格が、見えにくい信用拡張である。この種の信用拡張はメーンストリームではないという理由でレーダーに引っかからず隠密裏に広がっている。筆者は、その様を「ステルス信用拡張」と呼んでいる。 通常の信用拡張は、銀行貸し出しや政府の国債発行を指すが、こちらの方は過熱感からは程遠…
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