経営者の眼 コラム〜「国営化」の足音が聞こえる 丹羽 宇一郎[伊藤忠商事社長]
日経ビジネス 第1211号 2003.10.6
掲載誌 | 日経ビジネス 第1211号(2003.10.6) |
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ページ数 | 1ページ (全1652字) |
形式 | PDFファイル形式 (33kb) |
雑誌掲載位置 | 79ページ目 |
小泉純一郎首相が自民党総裁に再選された。これで政府は日本郵政公社や日本道路公団の民営化を推し進めることになるだろう。だが、首相が民営化を声高に叫ぶのとは裏腹に、実態は逆の方向に進んでいる。産業再生機構による破綻企業の株式買い取り、りそな銀行への公的資金注入による実質国有化、金融庁による監査法人の監督強化など、官が民に介入する場面が続いている。私には民営化どころか、国営化の足音が聞こえる。 とりわ…
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