時流超流・トレンド 深層〜曖昧な決定基準、将来不安解消せず
日経ビジネス 第1054号 2000.8.21
掲載誌 | 日経ビジネス 第1054号(2000.8.21) |
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ページ数 | 2ページ (全3011字) |
形式 | PDFファイル形式 (101kb) |
雑誌掲載位置 | 6〜7ページ目 |
日本銀行が11日、指標となる短期市場金利(無担保コール翌日物金利)を実質0%に誘導する「ゼロ金利政策」の解除を決めた。金利の引き上げは、実に10年ぶりのことだ。もっとも誘導目標の引き上げ幅はわずか0.25%で、今後も超低金利政策自体は継続するため、長期金利の急騰など危惧されていた市場の混乱はひとまず避けられた。だが日銀の独立性を打ち出すあまり、政府や市場との間に大きな溝を残した状態で押し通した今…
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