未完のプロジェクト　永山祐子氏〜未完のプロジェクト０４　陽の当たる場所へ
日経アーキテクチュア　第875号　2008.5.26

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第875号（2008.5.26）
ページ数	1ページ　（全882字）
形式	PDFファイル形式　（355kb）
雑誌掲載位置	124ページ目

壁の上部が重なり合う住宅　壁の上部が斜めに傾いた部屋である。片方は内側に傾き、自分の部屋に架かる斜めの“屋根”になっている。もう片方は部屋の外側へ傾いている。そこは実は、隣室の“屋根”の上。内部には小さな空間がある。永山祐子氏が２００７年に設計した「小杉町の集合住宅」は、こうして壁の上部が次々、隣の部屋にもたれるように傾き、連なってできている。　単身女性向けワンルームマンションで戸数をできるだけ多…