ｃｌｏｓｅ　ｕｐ　緑地　深沢ハウス〜地名にちなんだ「沢」をつくり込む
日経アーキテクチュア　第802号　2005.8.8

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第802号（2005.8.8）
ページ数	6ページ　（全4504字）
形式	PDFファイル形式　（1480kb）
雑誌掲載位置	14〜19ページ目

緩やかな起伏を描く石積み。石と石のすき間から流れ出た水がいく筋もの小さな流れをつくる。木立の下を流れる小さな流れが集まって、大きな流れとなり緑の中を流れ落ちていく。このような緑地が高層マンションの足元に広がる。東京都世田谷区にある「深沢ハウス」の中庭部分だ。「『深沢』という地名からうかがえるように、かつては緑あふれる『沢』の景観があちらこちらにあった。そんな沢の景観を再現した」。設計を担当した長谷…