住宅　知っておきたい、こんな地盤トラブル〜隠れた「谷」に家が沈む
日経アーキテクチュア　第786号　2004.12.27

現在の地形は平らでも昔は斜面地だったり、谷地だったりする。そこに家を建てると、場合によっては不同沈下を起こす。造成が進んだ都市部でよくある「隠れたリスク」だ。これを回避するためには、地形図やボーリングデータなどを入手する「資料調査」や現地の地盤状況を見て歩く「現地踏査」が重要になる。（本誌）　２０００年と２００１年に施行した建築基準法の告示※によって、住宅でも地盤調査を実施することが一般的になった…