はじめての大規模修繕〜被せや撤去を使いこなす
日経アーキテクチュア　第748号　2003.7.7

修繕計画の段階では、「被かぶせ工法」や「撤去工法」といった修繕ならではの工法の選択が迫られる。物理的調査で分かった既存部材の健全性などから判断するとともに、部位ごとの修繕周期を考慮しながら、２０年後、３０年後の大規模修繕を考慮した計画が必要になる。今回は、外壁を例に修繕計画の考え方を解説する。（本誌）　はじめての大規模修繕工事は、外壁などの修繕工事が中心となる。その理由は、はじめての修繕工事の目的…