特集　ユニバーサルデザイン〜米国編
日経アーキテクチュア　第691号　2001.4.30

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第691号（2001.4.30）
ページ数	5ページ　（全3997字）
形式	PDFファイル形式　（144kb）
雑誌掲載位置	64〜68ページ目

米国の建築は，１９９０年に制定された米国障害者法　（ＡＤＡ法）によって，最低限守らなければならないバリアフリー基準が定められた。米国らしいのは，ＡＤＡ法が障害者に不利となることを禁じた“公民権法”であることだ。保存指定建築まで，バリアフリー改修を実施させる徹底ぶりである。米国はまた，障害者配慮をより一般化させるユニバーサルデザインという概念も生み出した。ＮＰＯ団体のアダプティブ・エンバイロメンツが…