法務〜長期化する建築瑕疵紛争　調停で早期解決を図る手も
日経アーキテクチュア　第683号　2001.1.8

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第683号（2001.1.8）
ページ数	2ページ　（全2820字）
形式	PDFファイル形式　（32kb）
雑誌掲載位置	125〜126ページ目

ｓ東京地裁で扱った建築紛争事件の処理状況を紹介する。実に，その３分の２以上が建築の瑕疵を争う事件で，欠陥建築に対する社会的な問題意識の高さがうかがえる。ｓ同地裁の報告書は，調停が早期解決の一つの手だと指摘している。訴訟と違って，建築士や弁護士などの調停委員が，当事者双方からじっくり話を聞くのが特徴だ。　２０００年３月に，東京地裁で扱った建築関係事件の処理状況が報告された（判例時報１７１０号）。今回…