法務〜日照被害に基づく建築差し止め　「受忍限度」を基準に判断
日経アーキテクチュア　第656号　1999.12.27

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掲載誌	日経アーキテクチュア　第656号（1999.12.27）
ページ数	2ページ　（全3183字）
形式	PDFファイル形式　（26kb）
雑誌掲載位置	23〜24ページ目

松浦　基之｜弁護士ｓ日照を受ける権利が認められて久しい。この権利がどの程度保護されるべきか，しばしば争われてきた。ｓ建築基準法などによる日影規制の対象にならない建物でも「受忍限度」を超えていると裁判所が判断すれば，一部の，または全面的な建築差し止めが認められることがある。「受忍限度」は，被害の内容や程度，地域性などを総合的に比較検討して判断される。　日照が少しくらい侵害されても，そのことだけで近隣…